馬車道商店街協同組合

 馬車道は150年という歴史を持ちながらも、常に新しいまちであり続けてきました。

 開港以来、横浜の中心市街地であった関内地区と、高度成長期以降に急成長した横浜駅周辺地区をつなぐものとして計画されたのが、みなとみらい21地区です。みなとみらい21地区では、1989年(平成元年)3月~10月に横浜博覧会(YES’89)が開催され、同年9月には横浜ベイブリッジが開通しました。また1993年(平成5年)7月には横浜ランドマークタワーがオープンするなど、横浜の新しい顔が続々と誕生していきました。

 21世紀を迎えると、馬車道をめぐる変化は加速度を増します。2002年(平成14年)2月にライブタウン整備事業第1期工事が、翌年3月には第2期工事が完成しました。
 さらに2004年(平成16年)には、みなとみらい線が開通します。いつの時代も、人とモノをつなぐ結節点としての役割を担ってきたこのまちに、その名を冠した馬車道駅が誕生しました。 みなとみらい線の誕生によって、馬車道周辺の人とモノの流れにも変化が生まれ、新たな時代が幕を明けたといえるでしょう。

 また、新たなイベントも開催しています。2009年(平成21年)からは馬車道通りと山下公園通りを舞台にした「横浜ガスライトフェスティバル」、2013年(平成25年)には関内ホールと商店街との協働事業である「馬車道まつりアートフェスタ」が始まりました。さまざまなイベントを通じてまちの魅力を発信しつづける姿勢も、馬車道の特徴のひとつです。

 そして2017年(平成29年)、馬車道は150周年という大きな節目を迎えました。日々、移り変わる都市のなかで、馬車道はこれからも結節点としての役割をより高めていくでしょう。

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