馬車道には、いくつもの彫刻(パブリックアート)が設置されています。
1976年(昭和51年)の馬車道第1期歩道整備の際に、「アイスクリーム発祥の地」記念のブロンズ彫像「太陽の母子像」が寄贈・設置したことがきっかけで、広場空間や幅に余裕のある広場や歩道へのパブリックアートの設置を推進してきました。
パブリックアートは、芸術作品として空間の魅力を高めながらも、公共空間を構成するひとつの要素と位置づけられています。
馬車道を散策しながら、さまざまな作品をお楽しみください。
新風
小田襄氏/1977年(昭和52年)
横浜ロータリークラブ50周年記念に創作されました。
作者の小田襄氏は、国際的な金属造形家です。
作品に色彩や鏡面を導入して周囲の風景や光の変化によって表情を変える作品を制作し、立体造形に新たな一面を開いた作家でもあります。
場所:馬車道広場
平和I
マルタ・パン氏/1986年(昭和61年)
作者のマルタ・パン氏は、自然や都市環境との調和を目指し、数々の彫刻作品を制作してきました。
氏の作品は、世界中の美術館や公園に展示されています。そのうちのひとつが、馬車道通りにある『平和I』と『平和II』です。
場所:https://goo.gl/maps/tofMJASU7zc4rA15A
平和II
マルタ・パン氏/1986年(昭和61年)
『平和I』と『平和II』は、関内ホールの建築とコラボレートして制作されました。
場所:https://goo.gl/maps/ybprj4doxYC7KeFV8
ニケとニコラ
朝倉響子氏/1986年(昭和61年)
1986年(昭和61年)の関内ホール落成を記念した彫刻です。
作者の朝倉響子氏は、東洋のロダンと評された朝倉文夫の次女。
場所:https://goo.gl/maps/BcY4Wr7FLRaikEmf8
馬の像
ヴェナンツォ・クロチェッティ氏/
作者のヴェナンツォ・クロチェッティ氏はイタリアの彫刻家。
1938年、わずか24歳にしてヴェネチア・ビエンナーレでグランプリを獲得。
現代イタリア彫刻界で幅広い活躍をしていました。
場所:https://goo.gl/maps/voxczCpwAXwBnHbc7
浜の時守
児玉慎憲氏/1988年(昭和63年)
ステンレス製のモニュメントクロックで、最上部には実際に時計が取り付けられています。時を知らせるという実用性と、街に溶け込み、彩る芸術性を兼ね備えた作品です。
場所:https://goo.gl/maps/MSMy8gtQ35tLmwsw8
海辺の少女
ヴェナンツォ・クロチェッティ氏
イタリア彫刻の伝統を踏まえながら、洗練された現代彫刻の魅力に満ちています。
柔軟さの中にも、力強さと躍動感を感じさせる作品です。
場所:https://goo.gl/maps/MSMy8gtQ35tLmwsw8
(横浜シティタワー馬車道 入り口)